手汗で悩んだ思春期

手汗が酷いことで困った経験は何度もあります。
そもそも私が、人より多く手に汗をかくことを実感したのは中学校時代でした。

野球部に所属していた私は、外野(レフト)を守っていました。
打球は頻繁に飛んでくるわけではありませんが、そこそこ重要なポジションです。
試合中も手汗は酷く、いつもグローブの中でかなりの汗をかいていました。
それによって、グローブから手が抜けてしまうこともあったのです。

決勝進出をかけた試合の大事な場面で、私のところに打球が飛んできたのですが、捕球するタイミングでグローブが落ちてしまい、エラーをしたことがありました。
これはとても辛い思い出として残っています。

唯一の手汗対策は、ピッチャーが投げるまでの間は、グローブから手を出して乾燥させておくことくらいでした。
毎回ピッチャーが投球する前にグローブをはめるのは、結構大変でした。

また、グローブに大量の汗がついてしまうことで、グローブがかなり臭ってしまうことも悩みでした。
まれに、友達にグローブを貸さなくてはいけないことがあったのですが、「臭い!」とかなりバカにされたのを今でも覚えています。

学校生活では、部活以外でもかなり苦労しました。
授業中やテストの時、手汗が酷いために、プリントが濡れてしまって破けることがよくありました。
こちらとしては真剣に学習に取り組んでいるのですが、気がつくと紙が濡れて破けているのです。
そのため、テストの後に職員室に行って、再度答案用紙に記入しなければならないこともありました。

一度だけ彼女もできたのですが、やはり手を握ることだけはできませんでした。

現在は、以前よりも症状は収まっていますが、今振り返ってみると、緊張している時ほど大量に汗をかいた気がします。
日常生活に支障がでるので、お金さえあれば、専門の医者に行きたいと今でも思っています。